大相撲の魅力をわかりやすく教えるブログ
相撲観戦のまめ知識

相撲で座布団を投げるのは禁止されている?なぜダメなのか理由を解説

【テレビの相撲中継で座布団が飛んいるのはなぜ?】
【横綱が負けると座布団が飛び交う理由は?】
【誰が座布団を投げているのか?】

私はまだ小学生のころ、NHKのテレビ中継をみてこのような疑問を抱えていました(笑)

 

大人になって色々調べてみてわかった、相撲と座布団についての関係性、なぜ投げるという風習があるのかをわかりやすく解説します。

相撲で座布団が投げられる理由

横綱や大関がたいせつな取り組みで負けてしまうと、紫色の座布団がたいりょうに土俵へ投げられます。

私も両国国技館、名古屋場所の愛知県体育館で体験したことがあります。

 

座布団が投げられてしまう理由は、基本的には「予想外の結果になったとき」に枡席(ますせき)にすわっている観客がなげます。

 

白鵬が前頭の力士と対戦をして負けてしまったら、5枚くらいはかならず土俵に座布団が落ちてきます(笑) これは観客が興奮をして投げているからです。

座布団が投げられる理由や意味はあるのか?

現代では相撲で強い力士が負けてしまうと、座布団が舞います。 きっと、稀勢の里、白鵬、鶴竜の3横綱があっさり負けてしまうと場内が大変なことになってしまうと思います。

 

しかし、もともとはまったく別の理由で【座布団が投げられていた】といいます。

 

今から150年くらい前の明治時代には、相撲でひいきにしている力士が勝つと土俵に身に着けていた装飾品を投げる習慣があったのです。

「贔屓(ひいき)にしているとは」応援しているということ

例えば、明治時代に○○山という力士がいたとして、その○○山が取り組みに勝つとファンは土俵に帽子や羽織などの貴重品を投げ込むのだそうです。

 

なぜ、投げるのかというと「後日、そのアイテムを力士が返却しにくるときに報酬として金銭を渡していた」からと言われています。 当然ですが、そういったことをできるのは一般人ではなく、富裕層のタニマチです。

 

医者や商売で成功をおさえている人物がタニマチをやっていたそうです。

 

土俵に投げ込まれるアイテムには屋号(住所や名前)が書いてあったので、力士はその人物に挨拶へいくことができたそうです。

まさに投げ銭のシステムですよね(笑) YouTubeなどで採用されているのと仕組みは同じです。 ファンが金銭を渡して応援している仕組みはいまから150年前の明治に完成されていたのです!

 

今の大相撲では、間違った座布団の舞になっていますが、それにも理由がありました!!

投げ銭はなくなったけど、懸賞金が生まれた

力士が勝つと装飾品を投げて、あとで金銭を渡す行為は現代ではなくなりました。

 

しかし、変わりに生まれた文化があります。 それは懸賞金というシステムです。 力士が取り組みをはじめるまえに、土俵の上で懸賞旗をひろげてクルクル回るやつですね。

 

これが現代の投げ銭の代わりとなっています。 タニマチとなる企業や個人が社名やサービスなどを宣言しつつ、力士にお金を渡せる仕組みです! 広告としても活用できるので、現在では大手企業がこぞって懸賞金を出しています(*´﹃`*)

 

高須クリニック院長の高須克弥さんも相撲の大ファンであり、大スポンサーでもあります。

懸賞金については詳しくしりたいかたは相撲の懸賞金はいくら?歴代最高の金額は378万円!勝てばもらえる!を参考にしてください!

 

座布団を投げるのは禁止されているのか?

相撲の取り組み中、取り組み後にかかわらず座布団を投げる行為は禁止されています!!

こちらの動画は朝青龍と日馬富士のとりくみです。 日馬富士が朝青龍を土俵に投げたときに朝青龍は腰を痛めてしまいます。 あきらかにケガをして立ち上がることができない状況にもかかわらず、座布団が舞っています。

 

土俵に痛みでうずくまっている朝青龍にも直撃している様子がわかりますよね。

 

好きな力士が勝っても負けても、ぜったいに座布団を投げてはいけないというルールを守れない人は相撲ファン失格ですよねm(_ _)m

 

個人的には会場で座布団を投げている人をみると、相撲ファンというよりは「ちょっとヤンチャそうな人たち」が投げるのを楽しんでいるように思えました。

 

ほとんどの相撲ファンはルールをちゃんと守っているので、遊び半分だとしてもキケンな行為なのでやめてほしいですよね!

 

座布団の重さは1キロくらいあるので、目に当たれば失明だってする可能性があります。飲み物や食べ物に当てってしまえば、せっかくの着物が台無しになることも・・。

 

私は直撃したことはありませんが、枡席Aに座っているときに前にいた外国人ファミリーに直撃していたのでヒヤヒヤしました。 ケガはなかったようで、外国人ファミリーもアクシデントを楽しんでいるようでしたが、万が一のことがなくて安心しましたm(_ _)m

 

座布団の舞はテレビ中継で見ると楽しいけれど..

座布団の舞はテレビ中継でみると迫力があって楽しいですよね。 まるで野球の乱闘騒ぎのようなざわめきを感じます。

 

しかしルールとしては禁止されているので、今後は対策をされていつの日か完全に消えてしまう可能性が高いです。

 

すでに九州場所では飛ばない座布団を使われていたり、(2人用の座布団になったり)対策されています。 個人的には結びの相撲の名物ではあるけど、危険性をかんがえるとなくなってほしいと思っています。

 

あれだけ座布団が飛ぶのですから、それなりに重みもあります。 ご年配の方にあたって大怪我でもしたら最悪ですよねm(_ _)m

相撲で座布団が投げられる条件はいつ?

基本的には、横綱や大関が格下の力士にまけたときです。

最近では、三役である「小結(こむすび)」「関脇(せきわけ)」が負けたとき、平幕力士が金星をとったときも座布団が舞うようになりつつあります

座布団を投げることをイベントとして楽しむ観客がいるため、投げられる頻度も増えています。

 

投げ込まれた座布団は、土俵の周りにいる人が片付けるので大変だとおもいます…。

土俵のまわりをパタパタとほうきではいている人たちは「呼び出し(よびだし)」さんと言います。この方たちが投げ込まれた座布団やゴミを回収する役割があります。

相撲の座布団のまとめ

以上が、相撲の座布団の舞にかんする疑問にたいする解説でした!

最後までご丁寧にお読みくださり有難う御座いました!

座布団投げは禁止されている
横綱が金星をとられると投げられる
座布団投げの期限は明治時代のタニマチ文化
座布団が投げられない対策がされている席もある
1枚約1キロほどの重さがあるのでキケン
現代では懸賞金が投げ銭の変わりとなっている